①お米の量を量る
計量カップで量る場合はすり切れいっぱいにはかりましょう。
お米ストッカーからの場合はボタンを押し切ってください。
おいしいお米を炊くには、まず正確な量を図るのか重要なポイントです。
②お米を洗う(研ぐ)
お米は水に浸すと給水が思ったより早くどんどん糠のにおいの水を吸ってしまいます。 ですので一回目に水を入れたらさっとかき回して出来るだけ早くその水を捨てます。 全体に付着している糠の細かい粉をまず洗い流すのです。 2回目はひたひたくらいの水量でもみ洗いします。 昔のお米を研ぐといったイメージで手のひらでガシガシ押し洗いしないでください。 最近の精米は昔と違って精巧にできますのでやさしいもみ洗いでOKです。 3回目おなじようにもみ洗いしてOKです。 みずは透明でなくてもすこし濁ったくらいでも十分です。 くれぐれも力を入れて洗わないこと。 お米が割れてしまいます。
③水加減
お米を研ぎ終わったら炊飯器の内釜に米を移します。
そして炊く分量の目盛りまできっちり水を加えましょう。また、お寿司やカレーなど料理にあわせて炊飯器の内側のメモリを利用しましょう。
おいしいお米にこだわるのでしたら、水にもこだわりましょう。
ミネラルウォーターを使う場合は軟水を使いましょう。 日本のミネラルウォーターはたいてい軟水です。
また、水道水の場合カルキ臭のする場合は半日ほど汲み置きすればにおいが抜けます。
④浸漬(しんせき)
お米をふっくら芯の残らないように炊くには浸漬(水につけておいておく)が不可欠です。
諸説あるようですが、夏場は40分ほど、冬場は1時間ほど浸して置いて炊くことをおすすめします。
最近の説で、お米は炊くとき冷えている方がふっくらおいくなるというのは実証されています。
ですので、この浸漬時に氷を入れておくとよりおいしく炊けます。 ポイントは計量してから氷を入れると水の量が増えてしまいますので、氷が解けた時にちょうどの水量になるように調整します。
⑤炊飯~食べるまで
あとは炊飯器のボタンを押すだけです。
(土鍋でも火加減さえ守れば美味しくそして意外と早く炊けます)
特に炊飯器で炊きあがった場合はすぐに全体を混ぜてほくしましょう。混ぜることで余分な水分などがとび全体にムラなく均一の仕上がりとなります。
混ぜ方のひとつの方法として、しゃもじまず十文字に線を入れ、その4分の1をそこから救い上げ全体がまざるようにしてほぐします。この時出来るだけご飯粒はつぶさないようにやさしく行いましょう。
炊飯器での保温は4時間まで。それ以上長くなる場合は1食分ずつラップで包んで冷凍保存しましょう。