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玄米食の始め方

何故玄米が健康に良いとされているのか

栄養豊富で健康に良いという噂の玄米食ですが、何が良いかご存じでしょうか? 簡単に説明します。

  • ・玄米は白米の5倍もの食物繊維を含んでいるので1日に必要な食物繊維がごはんで補えます。
  • ・玄米でビタミンやミネラルが補えます。※ビタミンE、B群、鉄分、マグネシウム、カリウム、マンガン、亜鉛など)
  • ・糖質の吸収が抑えられる傾向があり、現代人の問題糖質の抑制に効果があるります。

このように、精米した白米よりあきらかに健康に良いという研究結果が報告されています。 簡単にいいますと、精米で除去される外側の「糠」の部分に栄養素があるということです。

玄米食の問題点

玄米は消化しにくく、胃腸が弱い方や一度に大量に食べるのは胃腸に負担をかけます。 食する場合は、白米に混ぜるとか、水によく浸したあと炊飯するなど工夫が必要です。 他に、お米の栽培では通常農薬が使用されています。 ですので精米しない場合はその外側である糠部分に残留農薬が残っている可能性もあります。 念のためですが、玄米食の場合は農薬などの使用が少ない「有機栽培米」や「特別栽培米」の銘柄を選択することをお勧めします。

玄米食の始め方

玄米食が体によいからといって100%玄米を炊飯しても通常は食べるのにかなり苦労されるはずです。 確かにおいしくないからです。そこで、玄米食入門編として、「玄米白米混合炊き」をおすすめします。 白米4に対して玄米1くらいの割合から始めるのが良いでしょう。 簡単で手間もかかりません。玄米は炊く前に12時間水に浸しておきます。水加減は白米基準で大丈夫です。一度試してください。

分づき米から始めてみてはいかがでしょう

玄米を完全な方して精米するのではなく、糠や胚芽をすこし残して精米したお米のことを「分づき米」といいます。この「分づき米」は玄米に比べかなり食べやすいので玄米食がつらい方はまずこちらから試されるのも一つの方法です。 「分づき米」はその精米の程度により、「3分づき」「5分づき」などとと呼びます。「3分づき」は30%の糠層を精米で除去したものです。初めて食される場合は「5分づき」から始められるのが良いと思いますが、念のため「7分づき」から試めされても良いかもしれません。その場合おなじみの米穀店で「7分づき」とご指示の上精米を頼んでみてください。分づき米の洗い方は白米と同じくていねいに行い、浸水時間は分づき程度に合わせ、2時間(7分づき)~5時間(3分づき)が良いです。 炊飯は、炊飯器にその炊き方のメニューがある場合は選択して炊飯してください。

玄米・胚芽米(分づき米)は信頼できる米穀店でご購入ください

分づき米にしろ玄米にしろ、栽培されたお米が「有機栽培米」「特別栽培米」など取り扱っている信頼できる米穀店で購入されることをお勧めします。 というのも農薬は油と親和性があり糠に含まれることが多ので、栽培方法にこだわって、間違いのない産地、米農家をよく知っている必要があります。そのように信頼できる米穀店での購入が、玄米食を始める第一歩です。

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